シワもさまざま
先日、樹木希林さんの本を読んでいたのですが、そこに、なるほどなー。と思った一節がありましたのでご紹介します。
この仕事をしておりますと、肌を美しく、シワやシミやくすみとか、そういったトラブルがない肌にして差し上げるということに執着をしており(まぁそれがこの職業なので致し方ないのですが)、そんなことばかりに気が行きがちになってしまうのですが、樹木希林さんがこのようなことをおっしゃっていました。
「徳のある、いいシワのある顔相になるためには、本当にとことん自分のエネルギーを使い果たさないと」
「いいシワ」なんて今まであまり考えたことがなかったのですが、確かに「良いシワ」「悪いシワ」ってあるなーと思います。
私が思う良いシワとは、「笑いジワ」
笑いジワ、イヤだわー。と思う方も多いでしょう。
でも笑いジワは、ちょっとやそっとの笑い方では深くは刻まれていかないものです。
そう、相手に対し自分に対し、どれだけ笑顔をふりまけている人生かの刻みなのだと思います。
それって、確かにエネルギーを使うことですよね。
でもそんな人って、きっと魅力があって徳を感じる女性ではないでしょうか。
一方悪いシワというのは、「眉間のシワ・ほうれい線」
常に目に力が入り、口をへの字に曲げている。想像しただけで、いかにも偏屈そうな表情です。
これもまた、沢山のエネルギーを使っている表情です。
でもエネルギーのかけ方がちょっと違うような感じもしますよね。
人生100年時代
老後の自分のシワ、どのように刻まれているのでしょうか。
2019年 3月 25日 | カテゴリー:ブログ