ジュアイルクレンジングができるまで 〜裏ばなし〜
プルンプァンオリジナル化粧品、第２弾「ジュアイルクレンジングオイル」がいよいよ発売となります。
発売に至るまでは、Oさんのお力があってこそなのですが、これはOさんと私（蕪木）とのジュアイルクレンジングができるまでの開発・発売までの裏ばなしです。
Oさんとクレンジングを作るという話が持ち上がったのはいつだっただろう、（昨年であったことは間違いない）
私個人は、ローションでちょっと満足していた部分もありました。
しかし、ある2つの理由で前向きに考えはじめました。
それは、今サロンで扱っているクレンジングオイルです。
その商品は、「原材料の質がとてもよく、オイルなのに残量感も全く残らない、ダブル洗顔もしないくてよいほどの洗浄力」という私個人としてはこれ以上のものはないんじゃないかな、と思っているクレンジングです。
だけど、ちょっとお高い。６６００円って、クレンジグとしてはちょっとハードルが高い価格だよねと感じていました。
そして、もう一つ決定的な理由が、そのクレンジングが今後、世になくなるということ・・・。
さて、作ると決めたけど、ではどのようなクレンジングを目指すのか。
それは迷いもなく「例の６６００円のクレンジングに近いもの、さらにそれを超えるもの」です。
ところで、Oさんとは何者かと思っておられる方も多いはず。
Oさんは、うちと長年の付き合いのある化粧品メーカーさんです。
今は独立して会社を立上げていますが、化粧品の成分についてはオタク的な知識の持ち主、だからこそ作るものに妥協しないというスタンスが信頼がおけ、私と考え方も一致するのでとても仕事がしやすい方です。
そんな成分オタクOさんなので、成分チョイスはOさん主導で任せることで、いざ工場に依頼。
新しく物を作るときって、一発で決まるというのはあまりないとは思うのですが、
（オイル臭が、、アロマの香りが強い、、オイルの残量感が、、うーん何か洗い心地が、、、）
と、私たちは注文をつけすぎなんでしょうか、なんと担当者から「うちの研究者が大変だから、もう試作を作り直しさせないでくれ」とクレーム…。（ひどくないですか、笑）
でも、良いもの作りの妥協はできません。
ということで、その工場への依頼はスッパリ切り捨て、あらたに工場探しから、一からのスタートです。。。
しかし、それが功を奏したのか、次に依頼をした工場で受け持ってくれた方は、その業界ではなかなかの知名度のあるお方だったようで、私たちのしつこさに付き合ってもらいつつも、さすがトップクラスのお方、満足のいく「ジュアイルクレンジング」を開発してくれました。
（ちなみに試作回数１４回です）
さて、ジュアイルクレンジングは１００％植物油にこだわって作りました。
それは、一般的に使われている石油系に比べ、お肌に優しいという理由もあるのですが、何より植物油は美容効果が高いからです。
効果はオイルによって様々ですが、それをうまく配合することで、美肌効果がグンと高まるのです。
しかし、今回オイルクレンジングを作ってみて分かったことがありました。
ジュアイルは主要成分８種の植物油をブレンドしているのですが、うまく配合しないと使用感が悪くなってしまうということ。
（なので、試作１４回となってしまったのですが・・・）
そして、もう一つ分かったことは、植物油は原料費が高い！（笑）
一般的に販売されているクレンジングオイルが、なぜ石油系（ミネラル油や鉱物油とも言われます）を配合しちゃうのかの理由がよくわかります。
・余談ですが、ジュアイルクレンジングを作ると決めたとき、自社で作るんだから価格を３千円代にしたい！と意気込んでたのですが、原料費がかさみ、出来ませんでした（ ; ; ）…スミマセン（それだけがクヤシイ！）
と、このように色々ありつつ何とか、自信を持っておすすめできるクレンジングオイルが出来上がりました。
よろしければぜひ一度、試してみてくださいませ！
⌘ 駄文を最後までお読み頂きましてありがとうございました。
シェービングエステサロン プルンプァン
蕪木